福寿草の里沼ノ平 

福寿草まつりは、４月１５日で終了しましたが、今の楽しみは最後まで雪の残っていたところの花々の協演です。
今日は福寿草、カタクリ、キクザキイチゲなどが、晴天のもと見事な協演を披露し、その美しさに圧倒されました。
また、昨年４月３０日にオーナーの皆様と植樹した「河津桜」５本に花が咲いていました。花の数は少ないものの、こんなに早く花が咲くとは思ってもいませんでした。感動です。

棚田の桜は、大山桜が散り始めしだれ桜にバトンタッチするところです。その後は関山が控えていますので、後半も楽しみです。
また、広葉樹が芽吹き始め、新芽が山々を色とりどりに飾り、活力を感じる季節です。私たちも木々からパワーをいただきましょう。

テレビや新聞では連日桜の話題が盛りだくさん。４月の誕生花は「桜」、桜の花言葉は「精神の美」「優美な女性」だそうです。
日本人にとって桜は特別な花で、無くてはならない花だからこれだけ話題になるのですね。

ありがたいことに、棚田の桜をカメラに収める人や開花状況の問い合わせが増えてきています。この地形を最大限に利用した、インパクトのある桜の園を考えていきたいと思います。

鏡桜が咲いている沼の名前は、「稗田沢の堤」といいます。今年初めて桜の咲いている時に鴨が泳いでいる姿を見ました。波のない鏡の水面を待っているカメラマンにとっては歯がゆい存在だったでしょうが、皆さんあたたかい目で見守っていただきました。
鏡桜の花もそろそろ終焉。鴨も名残惜しそうに鳴いていました。